「伝える力」を身に着けよう

キラキラしたSNS、素敵なドラマを見て「私もこうなりたいな」と思う。
でも、どこかで「私なんて無理かも」と諦めている。
「私はこうなりたい」と誰かに伝えることが、怖い。なりたい自分とは遠くかけ離れた今の自分と向き合うことが、怖い。

どうしたらいいか分からない、けれど、誰にも聞けない。

高校ダンス部で、こんなことがありました。

部活でテレビ番組のダンス企画に応募することに。
番組のテーマは「一度きりの高校生活、チームの仲間との絆を作る」というもの。

ダンスを撮影する日も迫ってきている中、フリを覚えられていない生徒が一人いました。
フリが覚えられていないという自覚はある様子。

「覚える努力はしました。自分で研究したけどわかりませんでした。」と話す生徒。
「どうしたらいいか、誰かに聞いた?」
「自分で努力して分からないとき、どうして聞かないの?」
生徒は私の質問に答えようとするものの、うまく言葉が出てこない様子。

生徒が落ち着いた後、つづけて話を聞くと、「先輩に『教えて欲しい』とを伝えたら、なんて思われるかが怖くて聞けませんでした」そして、「初めて人前で自分の気持ちを話しました」と話してくれました。

何が「怖い」のか

「伝えるのが怖い」ではなく、「伝えた後の自分と向き合うこと、自分に向けられる目線が怖い」という状態。

ただ、「怖いから」と、誰にも何も伝えないまま大人になってしまうと、今以上に誰ともコミュニケーションが取れなくなってしまう。
自分と向き合い、受け止めなければ、次にすることがわからなくなってしまう。

しっかり自分と向き合って、伝えて、自分の道を切り開いていくことが大切。どんな自分も受け入れなきゃ!!

知ってるつもりで終わっていませんか?

高校生たちが冗談交じりに話していたこと。

「高校になったら屋上で弁当食べれると思っとった」
「バスケのフリースローなんて、いっぱい決めれる人がいて、シュートが入るたびに黄色い声援があると思っとった。笑」

けど、
「現実は屋上は立ち入り禁止で鍵もしまっているし入れないように柵もしてある。」
「フリースローを沢山決めれる男子なんていない。」って。

SNSやドラマを見て「知ってるつもり」なだけで、見てる世界と触れ合う世界なんて全く違う。
学園ドラマや恋愛ドラマのように現実はいかないもの。
現実ってそんなもの。

大切なのは「自分次第」ということ

ただ、自分のドラマは自分で作れる。
どんな自分になりたくてどんな人生を送りたいかは自分次第。
そして、「伝わる」ように「伝える」こと。

どんどん向き合って、どんどんチャレンジしていこう!
失敗して、辛い経験をして、様々なものごとを感じて、動いみて、そうやってHAPPYな自分が作られていくもの。

HAPPYを手にするかどうかは、自分次第!

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