高知合宿「お寺の法話」

年明け早々、1月7日~9日まで生徒たち共に高知県へ合宿に行きました。

受け入れてくださった高知県の皆様、ともに合宿に参加してくれた明石のstudio iDeyのみなさん、ご協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

合宿中は、お寺での法話、お遍路体験、高知の地形の勉強、三重・兵庫・高知のスタジオ合同のダンス交流会などを行いました。

2泊3日、40人が一緒になって過ごすという貴重な経験ができ、生徒にとっても私にとっても本当にたくさんの学びがありました。

心に響くお寺の法話

今回は、心に響いたお寺の法話について振り返ります。

法話をしてくださったのは女性のお坊さん。
あたたかくて優しい言葉、凛とした佇まい、まっすぐな目が印象的な、本当に素敵なお坊さんでした。

うさぎと亀

「兎年なので」と、うさぎと亀の話をしてくださいました。

うさぎは、亀との競争の途中で、居眠りをしてしまいますよね。
では、【なぜ、うさぎは途中で寝てしまった】のでしょうか?

それは、【相手と比べたから】です。

つい、比べてしまう

世の中の情報がネットに溢れていて、常に目に飛び込んでくる現代。

「私よりも、あの子の方が可愛くて羨ましいなぁ」
「あの人の充実したライフスタイル、いいなあ。私の生活ってなんてつまらないんだろう」

ついつい見てしまい、自分と比べてしまう。
そのうちに苦しくなってくる。

苦しいはずなのに、
「有名なあの子のことを知ってる」
「あの話題の動画を見てる」
「みんな知ってる情報に追いつけている」と、
自分の中身は何も埋まらない、おかしな充足感や安心感を求めて、ついついスマホを手に取ってしまう。

自分と向き合う

「人と比べることばかりでなく、自分と向き合いましょう」

うさぎと亀の競争は、居眠りをしているうさぎを追い抜いた亀が最後に勝ちます。

人と比べて油断をしたうさぎ。

一方で、
うさぎと比べれば諦めたくなるほど歩みは遅いけど、「他の誰か」ではなく「ゴール」を見ていたから、周りに左右されず自分の足で一歩ずつ進んで勝利できた亀。

【あなたは、どのようになりたいですか?】

生徒たちも私も、
よく知っているうさぎと亀のお話に
深く考えさせられ、
ハッとさせられた、
大切な経験となりました。

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